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あなたの声は「経営資産」。元NHKアナウンサーに学ぶ、リーダーシップを最大化するボイス戦略

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はじめに:あなたの声、意識したことありますか? リーダーシップを左右する「隠れた資産」

ビジネスの世界では、戦略、データ、財務といった数字が成功の言葉として語られがちです。しかし、リーダーシップの成否を分ける、もう一つの強力な言葉があることをご存知でしょうか?それは、普段あまり意識されることのない、あなたの「声」です。

「声が大事なんて、精神論では?」と思われるかもしれません。しかし、こんな衝撃的なデータがあります。デューク大学が792人のCEOを対象に行った研究によると、声の低い男性CEOは、そうでないCEOに比べてより大きな会社を経営し、年収も約2,000万円以上高いことがわかったのです。この事実は、声が単なるコミュニケーションの道具ではなく、ビジネスの成果にまで結びつく「資産」であることを物語っています。

この記事でお伝えしたい最も重要なことは、リーダーの声は単なる「ソフトスキル」ではなく、企業の成長に直結する「経営資産」であるということです。信頼を築き、部下のやる気を引き出し、良い組織文化を育む。そのすべてに、あなたの声が深く関わっているのです。

この記事では、元NHKアナウンサー・墨屋那津子さんの「自分本来の声」を解き放つという考え方と、科学的なデータを組み合わせながら、声という資産を磨き、あなたのリーダーシップを最大化するための具体的な方法をご紹介します。

第1章 スミヤメソツドの衝撃:「作られた声」を捨て、「本当の声」を見つける旅

パラダイムシフト:「演じる」のをやめ、「解き放つ」

これまでの話し方やボイストレーニングというと、「抑揚をつける」「ハキハキ話す」といった、どこか自分を「演じる」ようなテクニックが主流でした。しかし、元NHKアナウンサーの墨屋那津子さんが提唱するのは、この常識を覆すアプローチです。それは、偽りの自分を演じるのではなく、自分自身の内側にある「本来の声」を見つけ、解き放つことにあります。

この考え方は、「良い声で話さなければ」というプレッシャーからの解放を意味します。実際に墨屋さんのレッスンを受けた人たちの体験談は、その即効性と効果を物語っています。

  • ある医療介護職の女性: 「以前は訪問先でいつも怒られていましたが、穏やかな気持ちで話せるようになり、伝えたいことがすんなり通るようになりました。『はっきり・ゆっくり・高めに』話さねば、という思い込みからも解放されました」
  • ある営業マン: 「クライアントから『何を言ってるかわからない』と言われていましたが、レッスン後に自信が持てて、営業トークも上手になりました」

これらの事例が示すのは、小手先のテクニックで作られた声よりも、リラックスして発せられる「本物の声」のほうが、ずっと相手の心に響くということです。

あなたの声は「生命の音」- スミヤメソツドの核心

スミヤメソツドの核心は、技術論の前に、まず自分の声に対する考え方を変えることから始まります。

① 声のコンプレックスという「呪い」を解く

「自分の声が好きではない」と感じる人の多くは、過去に誰かから受けた心ない一言を引きずっています。しかし墨屋さんは、その指摘をした人は声のプロだったのか、と問いかけます。専門家でもない人の主観的な評価で、あなた自身の声を否定する必要は全くないのです。

声は呼吸をエネルギー源としており、あなたの体から生まれる、世界でたった一つの「生命の音」です。不安や自信のなさといった「心のモヤモヤ」を解消すれば、声はその瞬間に驚くほど変わる可能性を秘めています。高くても低くても、それが自然に出てくる声であれば、その声こそがあなたにとって最高の価値を持つ、かけがえのない声なのです。

② 「声を変える」のではなく「出し方を変える」

スミヤメソツドは、生まれ持った声質を変えることを目指すものではありません。大切なのは「声の“出し方”を変える」「声の“印象”を変える」という視点です。これは誰にでも簡単にでき、少し意識を変えるだけで、人からの印象は劇的に変わります。

今日からできる!「伝わる声」を育てる4つの実践テクニック

スミヤメソツドは、すぐに実践できる具体的なテクニックが豊富なのも特徴です。著書にはQRコードから著者の音声レッスンを聞ける工夫もあり、非常に実践的です。ここでは、その中でも特にビジネスシーンで効果的なテクニックをご紹介します。

テクニック1:話し方を「ミンチ」から「ステーキ」へ

伝わる話し方の秘訣は「意味のまとまりをひと息で話しきること」です。墨屋さんは、これを「ミンチ肉」と「ステーキ」に例えて説明しています。

  • ミンチ肉の話(伝わらない話し方): 言葉を細かくブツ切りにして話すのは、せっかくのお肉を「ミンチ状態」で出すようなもの。これでは聞き手は話が長く、分かりにくいと感じてしまいます。
  • ステーキの話(伝わる話し方): 一方、意味のまとまりをひと息で話すのは、お肉をかたまりのまま「ステーキ」で出すのと同じです。話がスッキリとまとまって聞こえ、聞き手は内容をすんなりと理解できます。この話し方は、話す人に品格さえ感じさせます。

私も体験しましたが、この「ミンチ」と「ステーキ」の話は、まさに目から鱗でした。以前、重要な役員会議で新規事業のプレゼンをした際、私は熱意のあまり、伝えたい情報をすべて詰め込もうと必死でした。次から次へと言葉を重ね、息継ぎもそこそこに話し続けた結果、それは見事な「ミンチ状」のスピーチに。自分では完璧に話したつもりでも、役員たちの反応は鈍く、質問も的外れなものばかり。「なぜ、この情熱が伝わらないんだ…」と落ち込んだものです。

しかし、スミヤメソツドに出会い、「意味のまとまりをステーキのように届ける」ことを意識してからは、すべてが変わりました。次のプレゼンでは、話したいことを3つの大きな「ステーキ(かたまり)」に分け、それぞれをひと息で、ゆっくりと相手の目を見て届けるように話したのです。すると、あれほど上の空だった役員たちが、前のめりで頷きながら聞いてくれるようになりました。言葉と言葉の間に生まれた自然な「間」が、彼らにとって思考を整理する時間になっていたのです。プレゼン後には、「非常に分かりやすく、君の熱意が伝わったよ」という最高の言葉をいただきました。話す内容を変えたわけではありません。ただ、届け方を「ミンチ」から「ステーキ」に変えただけ。それだけで、結果は天と地ほども違ったのです。

テクニック2:声を「ギフト」として相手に届ける

自分の声は、相手への「ギフト」だと考えてみましょう。相手が確実に受け取れるように、丁寧に届ける意識を持つことが大切です。

  • 1音目にアクセントを置く: 話し始めの1音目にエネルギーを乗せることを意識します。そうすると、後の言葉は自然な流れで相手に届きます。
  • 意味のまとまりで息継ぎをする: 「ステーキ」で話すために、伝えたいことの区切りで息継ぎをします。これだけで自然な「間」が生まれ、相手はあなたの話を理解しやすくなります。

テクニック3:早口を卒業し、落ち着いた印象を与える

早口になってしまうのは、言いたいことが多すぎることが原因の一つです。

  • 自分の話を自分の耳で聞く: 「自分で言ったことを、自分の耳で聞く」という意識を持つだけで、話すスピードは自然と落ち着きます。
  • 伝えたいことを1つに絞る: 一度に多くのことを伝えようとせず、その場で最も伝えたいことを1つに絞ることを心がけましょう。

テクニック4:会話を弾ませる「エネルギッシュな相づち」

相手の話に興味があることを示す「相づち」も、声のエネルギーが重要です。

  • 息を吐いてから吸う: 相づちを打つ前に、まず息をよく吐ききってから吸います。
  • 少し長めに言う: 「へー」「そうなんだ」といった相づちを、短く切るのではなく、少し伸ばして「へーーー」と言うだけで、あなたが本当に興味を持って聞いていることが伝わりやすくなります。

これらのテクニックは、あなたの「生命の音」である本来の声を、より効果的に相手に届けるための具体的な方法です。ぜひ今日から試してみてください。

第2章 声が持つ科学的な力:あなたの声は、どうして人の心を動かすのか?

無意識に突き刺さる第一印象、「メラビアンの法則」

墨屋那津子さんの哲学が「なぜ」本物の声が大切かを教えてくれるとしたら、科学は「どのように」声が人の心を動かすのかを解き明かしてくれます。

有名な「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。心理学者アルバート・メラビアンが提唱したこの法則によれば、人が誰かから受ける影響は、見た目などの「視覚情報」が55%、声のトーンや速さといった「聴覚情報」が38%、そして話の内容である「言語情報」はわずか7%に過ぎない、とされています。つまり、何を言うかよりも、どのように言うかの方が、第一印象を決める上で5倍以上も重要だということです。

これは、私たちの脳の仕組みとも関係しています。耳から入った音の情報は、論理的な思考を司る大脳皮質よりも先に、感情や直感を司る小脳などで処理されます。つまり、聞き手はあなたが話す言葉の意味を理解する「前」に、あなたの声のトーンから、信頼できるか、自信があるか、といったことを無意識に判断しているのです。リーダーの声は、いわば聞き手の心に直接アクセスする、強力なスイッチなのです。

リーダーシップを感じさせる「声の要素」

科学的な研究は、リーダーシップや影響力と関係の深い、具体的な「声の特徴」を明らかにしています。

① ピッチ(声の高さ):低い声が持つ「権威性」

冒頭で紹介したデューク大学の研究が示すように、低い声は権威性や安定感と強く結びついています。落ち着きや信頼感を与え、聞き手に安心感をもたらす効果があるのです。バラク・オバマ元大統領のようなカリスマ的リーダーが、低く響く声を持っていたのは偶然ではありません。彼らがもし甲高く頼りない声だったら、あれほど多くの人々を導くことはできなかったでしょう。

② レンジ(声の幅):「カリスマ性」を生む抑揚

ただ低ければ良いというわけでもありません。UCLAの研究では、声の高低の「幅」が広い人ほど、カリスマ性があると認識されることがわかっています。声の幅が広いということは、感情表現が豊かだということです。部下を励ますときは少し高めのエネルギッシュな声で、重要なことを伝えるときは低く落ち着いた声で、というように、状況に応じて声のトーンを使い分ける能力は、聞き手を惹きつける上で非常に重要です。

③ ペース、ボリューム、そして「間」

話すスピードや声の大きさ、そして沈黙、つまり「間(ま)」の使い方も、リーダーシップを印象付ける重要な要素です。大きすぎる声は威圧的ですし、小さすぎる声は自信のなさを感じさせます。「届けたい相手の一列後ろまで届ける」くらいの意識がちょうど良いとされています。また、言葉と言葉の間に意図的に「間」を置くことで、聞き手の注意を引きつけ、次に続く言葉の重要性を際立たせることができます。

ケーススタディ:スティーブ・ジョブズの声

スティーブ・ジョブズのプレゼンテーションは、声がリーダーシップに与える影響を考える上で最高の教材です。彼の声は、いわゆる「美声」ではなかったかもしれません。しかし、その声は、製品への圧倒的な情熱と信念を伝える、最高に効果的なツールでした。

彼の話し方は非常にシンプルで、誰にでもわかる言葉を選び、要点を繰り返しました。そして何より、彼の声には「この製品が世界を変える」という揺るぎない確信が満ち溢れていました。彼の声は情報を伝えていたのではなく、「信念」そのものを伝えていたのです。これは、墨屋那津子さんの哲学にも通じます。最もパワフルな声とは、その人の核となる信念と完全に一致した、本物の声なのです。

また、彼は「えー」「あのー」といった、自信のなさを感じさせる言葉を徹底的に排除しました。これにより、彼の言葉は淀みなく、聞き手の心に直接突き刺さったのです。彼の声は、徹底的に準備された、確信に満ちたリーダーシップの表現そのものでした。

第3章 リーダーの声が組織を変える:心理的安全性とモチベーションを高める方法

リーダーシップの変化:命令から「共感とインスパイア」へ

かつてのような、上から指示を出すだけの権威的なリーダーは、もはや求められていません。現代のリーダーに求められるのは、共感とインスパイアによって人々を繋ぎ、動かす力です。この新しい時代において、リーダーの声は、これまで以上に重要な役割を担っています。

声が「組織文化」を作る

リーダーの声は、組織の文化を作る上で非常に強力なツールになります。その影響は、壁に貼られたスローガンよりも、ずっと直接的に、社員の心に届きます。

① 「心理的安全性」を育む声

イノベーションの鍵と言われる「心理的安全性」。この文化を育む上で、リーダーの声の使い方は決定的です。リーダーが自ら「どんな意見でも歓迎するよ」「失敗は成長のきっかけだ」といった言葉を、オープンで温かいトーンで語りかける。あるいは、自身の失敗談をユーモアを交えて話すことで、部下は「ここでは本音で話しても大丈夫だ」という安心感を得られます。部下が意見を言いよどんでいる時に、話を遮らずに最後まで耳を傾け、「その気持ち、よく分かるよ」と共感的な声で応じる。その姿勢こそが、心理的安全性の高いチームを作るのです。

② 「やる気」に火をつける声

部下のモチベーションに対するリーダーの声の影響も絶大です。部下の頑張りを褒めるとき、その言葉の価値は、声のトーンによって何倍にもなります。「あのプレゼン、素晴らしかったね」「君の提案のおかげで助かったよ」といった具体的な言葉を、心からの温かみとエネルギーを込めた声で伝えてみてください。部下は「自分の仕事を見てくれている」と感じ、さらに貢献しようという意欲が湧いてくるはずです。

CEOは「最高コミュニケーション責任者」である

SNSが普及した現代、CEOは社内だけでなく、常に社会から見られています。もはやCEOは「最高経営責任者」であると同時に、「最高コミュニケーション責任者」としての役割を担うことが不可欠です。企業の広報戦略に関する調査でも、生活者が企業に魅力を感じる理由の上位に、リーダーのビジョンやリーダーシップが挙げられています。

  • ビジョンを語る力: 企業のビジョンやパーパスを、従業員、投資家、顧客の心に響く形で伝える。その際、明確で、自信に満ちた声は、ビジョンに生命を吹き込みます。
  • 信頼を築く力: 危機的な状況においてこそ、リーダーの声が試されます。落ち着きと一貫性のある声で状況を説明し、共感を示すことで、組織内外の不安を和らげ、信頼を繋ぎ止めることができるのです。

企業がロゴやブランドカラーを戦略的に作るように、リーダーも自らの「アコースティック・ブランド(音響的ブランド)」、つまり「自分はどんな声で記憶されたいか」を意識的に構築する必要があります。あなたの声は、あなたというリーダーの価値観やスタイルを伝える、最も強力なブランディングツールなのです。

第4章 今日からできる!リーダーのためのボイス・ジム:声を変える具体的トレーニング

さて、ここからは、あなたの声という資産価値を最大化するための、実践的な「ボイス・ジム」のトレーニングメニューをご紹介します。身体を鍛えるのと同じように、声も日々のトレーニングで確実に強く、しなやかになります。忙しいリーダーでも毎日続けられる、具体的なエクササイズです。

① 基礎編:腹式呼吸をマスターし、パワフルで安定した声を

良い声の土台は、すべて「腹式呼吸」にあります。浅い胸式呼吸は肩や首に力が入り、声が詰まる原因になります。一方、お腹を使った深い腹式呼吸は、横隔膜を効果的に使い、安定した力強い空気の流れを生み出します。さらに、リラックス効果もあるため、プレゼンなどの緊張する場面にも効果的です。

おすすめエクササイズ:

  • 寝ながら呼吸: まずは感覚を掴むために、仰向けに寝てお腹に手を当てます。息を吸うときにお腹が膨らみ、吐くときにへこむのを確認しましょう。
  • ロングブレス: 腹式呼吸で深く息を吸い、歯の間から「スー」と音を立てて、できるだけ長く息を吐き続けます。30秒以上続けられるのが目標です。
  • ペットボトル・トレーニング: 柔らかいペットボトルの口をくわえ、一気に息を吸ってへこませます。「お腹から声を出す感覚」を掴むのに即効性があります。

② 共鳴編:力みを抜き、自分本来の響きを見つける

声にとって最大の敵は「力み」です。顔や喉の筋肉が緊張していると、声は自然に響きません。これらの筋肉をリラックスさせ、声が体全体で豊かに響くようにしましょう。

おすすめエクササイズ:

  • ストレッチ: 首をゆっくり回したり、肩甲骨を伸ばしたり、顔の筋肉を大きく動かすストレッチは、声を出しやすくするのに効果的です。
  • リップロール: 唇を軽く閉じて「プルプルプル」と振動させます。顔周りの筋肉をほぐし、安定した息の流れを作るための基本トレーニングです。
  • ハミング: 口を閉じて「ンー」とハミングします。鼻の周りや唇、胸などに感じる振動(響き)が、あなたの声の「スイートスポット」です。

③ 明瞭さ編:滑舌を良くし、メッセージをクリアに届ける

どんなに良い声でも、言葉が明瞭でなければ伝わりません。口や舌の筋肉を鍛え、一音一音をはっきりと発音するトレーニングです。

おすすめエクササイズ:

  • 母音法: 日本語は母音「あ・い・う・え・お」が基本です。鏡を見ながら、それぞれの口の形を大げさなくらいはっきりと作って発声しましょう。
  • 顔の筋トレ: 舌を思い切り前に出したり、口の中で回したりする運動は、舌の筋力を直接鍛えます。思い切り笑顔を作ってキープするのも効果的です。
  • 早口言葉: 「生麦生米生卵」などの定番の早口言葉に挑戦しましょう。ただし、大切なのはスピードよりも、まず一音一音を正確に発音することです。

1日15分!エグゼクティブのためのボイトレ・ルーティン

忙しいあなたのために、1日15分でできる週間ルーティンをご用意しました。これを習慣にすれば、バランス良く声の能力を高めることができます。

曜日 焦点 エクササイズ 時間
月曜日 土台 (Foundation) 腹式呼吸 (感覚掴み)
ロングブレス
リップロール
5分
5分
5分
火曜日 明瞭さ (Clarity) 腹式呼吸 (ウォームアップ)
母音法 (あいうえお)
パタカラ体操
3分
7分
5分
水曜日 響き (Resonance) 腹式呼吸 (ウォームアップ)
ハミング (音階)
タングトリル
3分
7分
5分
木曜日 統合 (Integration) リップロール (音階付き)
早口言葉 (ゆっくり正確に)
腹式呼吸 (ロングブレス)
5分
5分
5分
金曜日 応用 (Application) 全体のウォームアップ (5分)
短いニュース記事やメールを、これまでの技術を意識して音読。スマートフォンで録音し、客観的に自分の声を確認する。
10分

まとめ:あなたの声は、あなただけの「リーダーシップ・シグネチャー」

この記事を通じて、リーダーの声が単なるおまけではなく、戦略的で、影響力が大きく、そして誰でも育てることができる「経営資産」であることがお分かりいただけたかと思います。

  • 本物であることの力: 最も効果的な声とは、作られた声ではなく、あなた自身の自然な声、「生命の音」です。
  • 科学的な裏付け: 声の影響力は、CEOの報酬といった具体的なビジネス成果にまで及ぶことが、データで証明されています。
  • 実践すれば変わる: 声は才能ではなく、日々のトレーニングによって、誰でも、いつからでも劇的に改善できます。

リーダーであるあなたに、強くお伝えしたい。この極めて重要な資産を、これ以上眠らせておくのはもったいない。自分の声に投資することは、あなたのキャリアにとって、最もROI(投資対効果)の高い自己投資の一つになるはずです。

あなたの声は、単なるツールではありません。それは、あなたの影響力とビジョンを世界に示す、唯一無二の「リーダーシップ・シグネチャー」なのです。さあ、今日からあなたも、自分の声という最高の資産を磨いてみませんか?

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